未知を未知のまま扱う能力
原理を知らなくても使えてしまう便利な世の中 「人類は浮力の原理を解明する前から船を作り、風が起こる原理も分からないまま帆で船を操り、波が起こる原理も理解しないまま堤防を築き上げた。人類は古来より未知を未知のまま扱う能力を…
原理を知らなくても使えてしまう便利な世の中 「人類は浮力の原理を解明する前から船を作り、風が起こる原理も分からないまま帆で船を操り、波が起こる原理も理解しないまま堤防を築き上げた。人類は古来より未知を未知のまま扱う能力を…
加速する「効率重視」の姿勢 また、こういうことを言うと嫌われるオジサンになりそうだが、最近、特に、コロナ禍以降に強く違和感を感じることが、「効率」に対する考え方である。日本人の生産性が低いという話題がニュースを賑わせたり…
優秀な若者の悩み 先日、私が非常に優秀だと思っている若者と話していた時の話が面白かったので、少しその話題を書いてみたいと思う。その若者は、ある特定の業種向けのマーケティングのサービスを提供して高い成果を出した実績があり、…
年間の退職率2-3%を実現する 多くの会社で優秀な社員をどうやって自社にとどめておくのかというのは大きな課題である。以前に人材育成の話で、放っておいても育つような社員は20-30分の1程度の確率でしか出現しないという話を…
職場の信頼感は働く場として不可欠な条件 このBlogのように、マーケティングのデータの話、ロジックの話を延々と述べているので、こういうことを言うと驚かれるかもしれないが、私が働く場に最も重要だと思っていることは「信頼感」…
スタートアップ企業特有の競争戦略は存在するのか? このBlogでいろいろ書いていると、昔のことをちょこちょこ思い出すことがある。今回のタイトルの「多角的優位性の確立」という言葉は、何を隠そう私の大学院時代の修士論文のタイ…
新規事業のプロジェクトマネジメント手法を考える 私はシステム開発のプロフェッショナルではないので、専門的な話は、その界隈の専門書を読んでいただくのが良いと思うが、ウォーターフォールとアジャイルというシステム開発の代表的な…
新規事業立ち上げの組織を考える 今回は、新規事業を立ち上げる際の体制の構築について考える。組織体制、人材についても正解はコレという鉄板の法則はなく、メンバーの特徴の組み合わせでひとつのチームを作り上げていかなければいけな…
新規事業の計画は「絵にかいた餅」の領域は抜け出せない 立ち上げる事業の分類を正しく理解したら、今度は事業計画を具体的に作っていくステージに移行する。この分野については、戦略コンサルにいた人などの得意分野な気がするので、ス…
前回からの続き。 ③周辺事業拡大 楽天のケースで一番多く経験したのが周辺事業への拡大系の新規事業だ。既存事業との何らかの関連性が強く、そのうえで事業内容自体の新規性は弱いというタイプの事業である。楽天カードが一番の代表例…